ドカッ
「うぁ」
「なんなんだよ、いきなり…」
「お前が抵抗しなけりゃぁ良い話だ」
「抵抗しなかったら面白くねーじゃん。
私はストレスが
めちゃくちゃ溜まってんだよ。
覚悟しろ」
「それはこっちの台詞だね。
つーか女なんかに負けねー」
「甘く見んなよ」
ドンッ
バキッ
ドカッ
グシャッ
バキィ
「しつけーんだよ、もう帰る」
私は一通り男の群れをかたずけた。
リーダーっぽい人はまだ倒してないけど。
て言うか手出してないし。
自分だけ怪我しないつもりかよ。
悪だね、悪。
つーか超がつくほど悪だわ。
カイって男も見てるだけだった。
2人して悪だね。
「なんだよ、人の顔じっと見て、
俺の顔になんかついてんのかよ」
「なんでもねえよ、
あんたは超が付くほどの悪い奴だな
って思ってただけ」
「そ」
「うん」
「つーかお前強いんだな、
動きに無駄がない。
お前をターゲットにしたのは失敗だった」
「それはドンマイですね」
てか、ターゲットって何さ!



