紅佐離


「「「ごちそうさまでした」」」


3人で声を揃えてご飯を食べ終わった。


「淳哉、お風呂どうする?」

「ういねぇちゃん、いっしょにはいろ」

「いいよ、入ろ」

「じゃあ、お風呂入れてきますね」


私はお風呂を洗い、
お湯を入れてリビングに戻りった。

すると、憂はお茶碗を洗ってる。
淳哉も頑張って一緒に手伝ってた。

私は憂と淳哉の傍まで行き
ありがとう、と笑顔で言いった。
憂はご馳走になったんだし
これくらい、と言ってくれた。

淳哉は特に何も言わず、私に抱きついてきた。


「じゃ、入って来るね」


憂は元々私の家に泊まる
つもりだったようでお泊りの用意を
持って来てた。

私は憂がお家にお泊りするのは
久しぶりなので嬉しい。


しばらくして憂と淳哉がお風呂から出てきた。
そして、頭を乾かし終わったくらいに
拓兄が帰って来た。


「ただいま」

「お邪魔します」


お邪魔します、と言う女性の声が聞こえたから
私も憂も走って玄関まで行った。