美容性格整形主義


私は今、校長室にいる。
今日やっと無能な教員どもに私へのイジメ??
が発覚したのだ。
私は長い髪を後ろに流した。
校長のはげ面に汗が溜まっているのを見ると今にでも爆笑しそうだ。
何で視線そらします。
いや、泣きまねでもしようか??
駄目だ。イジメって感じてないのに泣いたら矛盾だわ。
校長がプルプル震えながら、
「清涼さん、ホントにイジメはあったのかね」
私が校長を睨むと、校長は視線をすぐそらす。
やば、おもしろ。
「はい、ありましたけど??あれれ、さっきの説明じゃそのつるつるの頭には入らなかったか」
「いや、疑ってる訳じゃないんだよ。清涼さんも大事な生…」
「さんも??問題発言だ」
「…とにかく証拠がほしんだよ。イジメられてた証拠が…」
「は??じゃなんで私がイジメられ娘って知った」
「ん…生徒からの報告なんだ」