いのちのカケラ

うまれたときに、おとうさんとおかあさんがくれたほうせき。

「これが、いのちのカケラ…」

われてしまった、いのちのカケラ。

もう、もとのかたちにはもどらない。

もう、おとうさんにもあえない。

「うわーーん」

クルーは、ひとりでないていた。

「クルー」

レベッサが、クルーをだきしめた。