「お姉ちゃん、ここが、これから私達の家?」 「そっ。あたしらの…家。」 あたしらは、新しい家に足を踏み入れた。 「二人で住むには、ちょうどいいやろ?」 あたしがそう言ったら、里菜の顔がちょっと曇った。 「二人…か。」 そんなことを言う里菜の頭を、あたしはそっと撫でた。 「あたしが、里菜を守るから。」 そう言ったら里菜が、あたしに抱き着いてきた。 「もう。泣き虫なんは、昔から変わらんな。」 あたしは笑いながら里菜に言った。