「もしかしてここ 健斗くんのバイト先!?」 席に座ろうとした瞬間、急にわたしが大きな声を出したので健斗くんはビクッとし、他のお客さんからは冷たい視線を浴びる。 「…今更?」 そして少し薄ら笑いをしながらそう言う健斗くん。 でも今はそんなの気にならない。 お客さんの視線も。 「やっぱり!?」 そう言ってわたしは席に座った。