「ねぇ、まいちゃん」 「はい…」 視線は下を向いたまま 返事をして耳だけ傾ける 「まいちゃんさぁ、俺と付き合うの嫌だった?」 え? ばっと顔を上に向けてセンパイの顔を見る すると少し苦笑いのセンパイ なんでそんなこと… 「告白したの俺からだし」 そう言いながら私の涙を指で拭う 「なんかまだ会って一週間もたってないのに泣かせてばっかな気するし」 「それは…!」