俺の彼女は美少女




「菜々ぁ、どっか行こ」


俺は菜々の手を引っぱり
席を立たせた



人気のないところで
イチャイチャしたいという
下心もあったが


とにかく
吹奏楽部の視線がウザかった


俺が教室に入る前から
菜々を見て惚れ惚れしている奴らがいた