「俺の専門外だが好きな数学に関連してて、その上美味しいものって素晴らしいだろ」 「っぷ!」 こらえきれずに笑ってしまった。 日頃難しい論文を読んでいて、自分でも解析学の論文を書きあげたり定理を見つけて証明したりしているのに。 それにもかかわらず、こんな小さなことにも子どものように真剣。 それだけ純粋に数学が好きなんだな、と思わずにはいられない。 端整な、いつもの生真面目な先生からは想像できない、もうひとつの先生の顔。 …すてきです。