黒板には座席表が貼ってあり、私は自分のを頑張って探した。私の席…私の席…私の…
「あった！！」
私の席は窓側の１番後ろの席だった。
美海は１番前の席だったらしく顔がブルーになっている。美海の顔をみたあと
私はもう一度座席表を見て隣の人は誰かを確認した。名前は「中川烈」という人らいし。
隣の人も分かった私は
自分の席に付くため一度
美海と別れ自分の席に
むかった。
荷物の整理をしていると
誰かが隣にすわった。
「中川烈くんかな？」と
思い横を向くとバッチリ、目が合ってしまって私は
ドッキリ！！
無言のまま私が相手を
見ていると相手のほうが
先に口を開いた。
「あんた、名前は？」
いきなりで私はびっくりした。
「ほ､ほ､堀内夏姫です。」かんじゃった…。
「あはは！かみすぎ！！」なぜか彼の笑った顔に
心がキュンとした。
「俺の名前は中川烈。
烈って呼んで。よろしくな♪」

「よろしくお願いします」
「なんで、敬語なんだよ。お前おもしれーな！」
「あっ！そうだ。私のことも夏姫って呼んでね。」

「分かった。」
そういって、烈は教室から出て行ってしまった。



これが私と烈の
初めての出会い
だったね。 初めて 会った時から、私は 烈の笑顔に惹かれて たんだ。