「寒みぃ,とりあえず入れろって。」 漏れる息は白く濁る。 仕方なく立ち入りを許可した部屋は外と別世界。 「…なんで来たのさ。」 「朝,話す。もう限界。」 ぼてりと倒れた彼は規則的な寝息を発てて眠りについた。…早っ。