【ホラコン】笑うのは誰

「うわ~危なかったね、君」

 時弥は英語で少年に発した。

 階下にはガラスだけでなく文房具が散乱している。

 もし落ちていればそれらが突き刺さっていたかもしれない。

「……」

 他の青年たちも毒気を抜かれたように立ちつくした。

「それで良い。大人しくしていろ」

「イテテテテ!」

 ベリルは、まだ抵抗しそうな青年を踏みつけて携帯を取り出し警察に連絡した。