彼とダーリン

この極端な変な女を、木からよじ登らせ、二階の俺の部屋に来させた




この女、運動神経は並大抵ではないらしい
普通、木からなんて無理だろう




「はぁ…学のオムライス食べたい」


「俺、料理なんて出来ないから」


「ジュニアじゃないよ学マァ・ナァ・ブなんなら、ジュニアが作ってくれてもいいょ」


コイツ人の話、全く聞いてない



「だから、作れないんだって」



香織の目が、潤んだ
ヤバい




「分かった適当に何か持ってくるから。そこでおとなしくまってて」



「はぁぃ」
バタン。
ドアが閉まった。



香織は、笑顔だった顔が、少し悲しい顔になった。





これから、どうすればいいんだろう……学…私、寂しいよ……早く迎えに来てよ。




考えていたら、涙が出てきていつの間にか寝てしまった。