「限られた時間の中で、 皆が 盛り上がってくれて嬉しいよ。 またライブやる時は 足を運んでください。 最後の曲は新曲です。 ……これは 今、想っている子を 考えながら、作りました。 聴いてください。 “ガラスのメモリーズ”」 ……えっ? バラードが流れ始め、 雄介の 擦れた色っぽい声が 場内を包み込んだ。 ここにいる女の子は 皆、同じ顔をしていた。 “誰のこと?”って……。 雄介の歌声に うっとりしちゃう子も、 私かも?と 期待しているようだ。 ……でも 雄介が想っている子って誰?