「キャーー!!
雄介くん♪」
込み上げる歓声に
雄介の人気を実感する。
「みんな、
今日は来てくれてありがとう!!
楽しんで行ってね!!」
雄介の声に
周りの女の子たちが声を上げた。
ライブはスタート。
アップテンポな
リズムに
歓声をあげる生徒たちと
オリジナルソングを熱唱する雄介たち。
あたしも
気がつくと、
片手を上げ、
満面の笑みで歓声を上げていた。
音楽に
皆が笑顔になって行く。
何だか
魔法みたいだ。
嫌なことも
辛かったことも
すべてを
忘れるぐらいスカッとさせてくれる。
7曲目の前に、
雄介が
スタンドマイクを前に
小さく話し出した。
「……最後の曲になりました」
「「「えーーーー」」」
もう終わり?と
思ってしまうほど、
アッという間の時間だった。
他のバンドも
控えているから仕方ないかぁ。
もっと聴きたかったな。


