「あれ?
キミ……
桐谷の彼女だよね?」
先ほどの
先輩の声が頭上で響いた。
すると、
「「え?!」」と
他のメンバーが声を上げる。
「加藤先輩!!
これ!見てくださいよ。
この子と彼女!!」
雑誌を持った男の子が、
その先輩に
雑誌とあたしを比べるように差し出した。
「キミ?桐谷の彼女だよね?
んん……
何度か、
ここにも来たことあるよね?」
加藤先輩はあたしに声をかける。
ここは
堂々として良いところだよね?
あたしは淳平くんの彼女だって。
「……あ、あたし…」
話し出そうとするあたしに、
バスケ部のメンバーの視線が集中した。
その時、
「あれ??どうしました?」と
声が響いた。
……淳平くんの声!!


