あたし、脱ぎます!《完》




「俺たちは

お前に感動した!!!」



谷やんの声に続いて、
持田くん、田代くんも

「そうだ!!」と声を上げた。



……え?


どういうこと??



「俺たちの
大好きな雑誌に

永井が
グラビアアイドルとして載るなんて、

すげぇってこと!」



小池くんが駆け寄り、

谷やんたちに
肩を回しながら言った。



「前もって言ってくれたら、
同中(おなちゅう)の
奴らにも宣伝のに」と、

ちょっと残念そうに言う田代くん。



「とにかく、
俺たちは永井を応援するからな!!」と

谷やんが声を上げた。



……応援?

あたしのこと、
応援してくれるの??



きょとんと
目が点になっているあたしに、

浩二が
机に腰をかける。



「クラスメイトが
グラビアアイドルになるなんて、
すげぇよ。

しかも
そのアイドルが
俺のとなりで勉強しているなんて……。

夢見てぇ!!」



廊下には
他のクラスの男子が
あたしの話を嗅ぎつけ、

扉越しに顔を覗かせていた。


雑誌と
見比べながら、

「わあ!!」と

声を上げる人もいる。