「あ!!
萌香の名前がある!!」
雄介の声に
あたしとお母さんも覗き込んだ。
メインの
アイドルの三番目に
“永井萌香”の文字。
ホントに
雑誌に出ちゃったんだ……。
あたし、
グラビアアイドルになっちゃったんだ。
更に
雄介がページを捲り、
真中ぐらいの
カラー写真を見開いた。
「「「うわーーーー!!!」」」
3人が声を揃えた。
顎が
外れるんじゃないかと思うほど、
大声を出すあたしたち。
そして、
雄介があたしに視線を向ける。
「……こ、こ、これって……。
お前じゃん?
何?
お前、どうなっちゃったの?」
「……う、うん。
これ、あたしだよね……」と
回答になってないあたしの横で、
「綺麗に
写っているじゃないの!」と
雄介から
雑誌を奪うお母さん。
「あんた、
やっぱり胸が大きいわね。
私よりも
お婆ちゃんの若い頃に似た形よ。これ」
ベッドに寝転がり、
水着から
溢れ出しそうな大きな胸。
そして
“出た!
Hカップアイドル
永井萌香”の
キャッチコピー。
そんな1ページは、
男だったら、
間違いなく落ちちゃうかも……と
思うほど、
大胆で
迫力のあるグラビアだった。
(自分で言うのも変だけど)


