あたし、脱ぎます!《完》




その衣装に
着替えると、

バスト回りも
ちょうど良く収まった。


メールで
嘘偽りのない
身長、体重、3サイズ、靴のサイズを送って欲しいと言われていたので、

サイズに合ったものを
探してきてくれたのだろう。

あたしみたいに
胸の大きい子って、

こういう
可愛い服だと

サイズが
なかったりするから、

真鍋さんに感謝しなくちゃ!


フィッティングルームの
カーテンを開けると

「おお!!」と
二人の声が重なった。



「良いじゃん、良いじゃん。

萌ちゃん似合っている!!」



ご満悦のERIさんと

「やっぱ
俺のセンスが良いからだ」と

自我自賛の真鍋さん。



「じゃ、
早速メイクしちゃおう。

星野さんはまだ来ないの?」



「そろそろ来ると思うけど。

車が渋滞して、
遅れるって連絡が来たから」



「そう。
じゃ萌香ちゃん、ここに座って」



ERIさんは
大きな鏡台の前にある椅子を引き、

あたしを座らせた。


肩にタオルをかけ、

髪を
ピンで止めると

「楽しみにしていて♪」と囁いた。