内部は思ったより損傷は酷くなかった。部屋がそのまま残されており、朽ち果てたベッドやテーブルが長い年月放置された様を語っていた。
「何も無いな…」
最初はビクビクしながらみんな固まって一部屋ずつ見ていってたが、何も無いことが分かってくると緊張の糸がほどけた様にみんな緩くなった。
「確かに何も無いな。さすがにこんなに朽ちてるし不気味っちゃ不気味だが、みんな同じ様な部屋ばっかりでそんな怖くないな」
更に少し歩くとロビーが現れ、階段があった。
「二階、行く?」
女が聞いた。
「う~ん、二階行っても床が抜けたりするかもしれないから、一部屋だけ見て帰ろう」
みんなこの先輩の意見に頷いた。
「何も無いな…」
最初はビクビクしながらみんな固まって一部屋ずつ見ていってたが、何も無いことが分かってくると緊張の糸がほどけた様にみんな緩くなった。
「確かに何も無いな。さすがにこんなに朽ちてるし不気味っちゃ不気味だが、みんな同じ様な部屋ばっかりでそんな怖くないな」
更に少し歩くとロビーが現れ、階段があった。
「二階、行く?」
女が聞いた。
「う~ん、二階行っても床が抜けたりするかもしれないから、一部屋だけ見て帰ろう」
みんなこの先輩の意見に頷いた。


