窓の外

「うわぁ~~!!」
「ギャ~~~!!」 みんなはどうやってその廃虚から出たのか分からない。一目散に逃げ、気付いたら息を切らして車の前にいた。
「あれ?車の中にいない?」
車から出ようとしなかった女が居なくなっていた。
先輩が車を開ける。
「マジだ。じゃあなんで鍵は掛かったままなんだ?」
「分からない。でもとにかく探そうよ!このままじゃマズイって!」