あなたとわたし〜魔法と呪い〜2



「親の勝手で簡単に殺して……

なのに私は生きてるの。


私も一緒に死ねばよかった。



ドンッ
机を叩く音がして振り返ったら、龍さんだった。

「そういうの…もうやめろ!!

お前がお前らしく生きるためだから、協力したんだ。

人殺しの手助けしてるみたいにいつまでもいうな!!」



龍さんもきっと…苦しんでた……?

辛かったはずだ………