あなたとわたし〜魔法と呪い〜2



「千李ちゃん…俺…いきなりぶん殴られて……
通り魔かなんかと思ったよ。」


寂しそうに笑う千李さんを見て…
久しぶりに見る千李さんを見て…心臓えぐれそうだった。


「龍くんも……勇作くんも上がって

お茶…入れるから。」


千李さんの部屋はなんだかすごくシンプルで

キレイな部屋だった。

さすがに社会人って感じに…寝室は別だった。





「千李ちゃん…
そろそろ言いんじゃない?

俺は男で…千李ちゃんの気持ちも…まあ全部はくみとってやれねぇけど…

でも…そろそろ許してあげなきゃ。















勇作に………………………話すよ…………」