あなたとわたし〜魔法と呪い〜2



『ピンポン…ピンポン…ピンポン…』

「みきとーいちゃこいてんなー
あけろー」




「なんだよ。こんな時間に…
俺……追い出されるだろ」


やっぱりいた。
志賀恵子と一緒に…


「すっげえー酒くさいぞ。お前。

大丈夫なの?」

「勇作くん?
中入りなよ。
夜は冷えるし…風邪ひいちゃう。」




「……志賀恵子ー俺のことギューッてして。

俺にも無償の愛…ちょうだいよ。」



「いい加減にしろよ!!
そんなこと言いに来たんなら帰れ!!」

あー幹斗怒ってんな。

当たり前か。



「だって俺…お前等のせいでみーんな女切ったもん。











千李さんさー龍さんといたよ。」