あなたとわたし〜魔法と呪い〜2



「恵子が…足らない…
全然…足らない。」


そう言って深い深いキスをした。首筋にネックレスと指輪が光る。


そこを指で舌でなぞる。

やっと…

やっと帰ってきた。


結婚するまで苦しめか…
上等だ。苦しんでやる。


応援してやれ…
当たり前だ。俺が一番の理解者なんだ。


お前もキラキラして男前になれ…
恵子になんか…負けない。
俺だって期待のルーキーだよ。