「恵子…会いたかった。 ずっと…電話したかった。 好きなんだ。 好きすぎて誰にも見せたくなかっただけなんだ。 信じるから…応援するから… 一日の最後は声を聞かせて… 休みの日には顔を見せて…」 幹斗はキスをしながら涙目でそう言った。 そして自分が着てたシャツを脱ぐと 「見て…お揃い…」 いつかの誕生日に私があげたネックレスに通った指輪をさし、にっこり笑った。