なんかおかしい…… 顔もあげない… 「おい!恵子!!」 触れた瞬間…かなり熱かった。 急いで抱き上げて、部屋に入った。 瞬間 「…みき……と」 小さくて弱ってる声で俺の名前を呼んだ。 「お前…すごい熱だよ。 なんで電話しないんだ。 着替えられる?」 ぽろぽろ涙を流しながら俺の首に腕を絡める。