あなたとわたし〜魔法と呪い〜2



「山口さん。飯行きましょうよ。

近くに旨いカツ丼屋があるんです。


これ食うと必ずいいことあるんすよね。」


そう言った湯川さんは、うちの先輩を引き連れ会議室を出た。


「ちょっと開発事業部に用事があるんです。


よってもいいですか?」

「もちろんです」そう言った先輩は俺に

「佐藤あんまキョロキョロすんな。」

と注意した。
…でも














気になって仕方ない。