『まあ先生、ほんっとにご無沙汰しております。 それが恵子… なんだか急に…ハワイに行くとか言って、 』 「ハワイ!!ですか?」 「ハワイ!?」 那智がうるさい シッと人差し指を口に当てた。 『そうなんです。 なんだか幹斗くんと一緒じゃないみたいで… 一人はダメって言ったんですけど、 朝起きたら、いなかったんですの。 まあそのうち帰ってくると思いますわ。』