「…帰るね」
そういって立ち上がる恵子をみて…
いいのかって自問自答する?
今このまま返したら、またしばらく気まずい。
「…会いたかったって言ってみ」
「…えっ?」
恵子は訳が分からないって顔をしてる。
「会って抱きしめて欲しかったって言え」
ほんと、こんなのただの独占欲で。
こんなんで、つかえがとれる訳じゃないけど…
涙ながしながら言う恵子見てると…普通にそそる
「会いたかった。幹斗に会いたかったから、連絡しないで、ずっと寝てた。
吐いても吐いても食べた。
会って、抱きしめて、キスして…『よしよし』って幹斗に褒めてほしかった…」
……ドンッ………
強めに引っ張って、胸に沈めた。
ギューッて折れるほどに抱きしめて、
唇を重ねた。
舌を絡め、吸って舐めて…
堪能してから
唇を離して「よしよしはしない。俺を頼らなかった罰。」
そうしてそのままベッドに押し倒す。
もう一度キスして、首にも…耳にも
一つ一つとボタンを外す。
やっぱり痩せてる。
胸も腹も…そーっとなぞり、唇を這わして
もう…離れたくないのに。
離したくないのに。
ずっと……一緒にいたい…

