あなたとわたし〜魔法と呪い〜2



「結局あいつは俺より家が安らぐんだよ。


こんなの初めてじゃねーよ。」


寂しくなったら電話しておいで
何度も言った。
でもあいつは病気の時、疲れてる時、
俺に電話なんてしてこない。


あいつは自分に余裕がなくなればなくなるほど…
俺を必要としない。



俺は逆。
病気になったり、疲れた時こそ、一緒にいたい。


自分に余裕がない時ほど、一緒に支え合いたい。