「悠基は?」 みんなの視線が悠基に集まると、悠基はゆっくりとうなずいた。 「じゃあ決まりだね。 満場一致で亜美は『異議あり!!』 「「え?」」 留衣と秋都の声が重なる。 「どうかしたのですか?」 『一応聞いておきたいんだけども。 仲間って、友達のことだよね?』 「何言ってんねん。 仲間といえば、俺らの仲間。 風龍の一員に決まってるやろ」 「亜美、納得した? じゃ、改めて決まりだね」