『よくも私の信用を裏切ってくれたね』 「信用を裏切った? 何言うて……さ、智!!お前言うたんか!?」 「え? 僕は、秋都の国語力が破滅的だなんて言ってませんよ。 ただ、秋都の点数を言っただけです」 「いや、それがあかんねんて」 秋都がぶつくさ言いながら、私の様子をうかがう。 『私、秋都のこと心から信じたのになぁ。 すっごく見直したのになぁ』 「でも、成績上位者やってことは嘘じゃあらへ『おだまり!!』