『隈ができるくらい疲れてるくせに、私にいつも笑顔をむけてくれること』
「……。敵いませんね。亜美ちゃんには」
特に智は学校で昼寝もしてないから、疲労は相当なものでしょ。
『頑張りすぎなんだよ、みんなは』
腰に手をあて、みんなを睨んでみる。
もう無茶はしないように、全身から怒りのオーラを出して。
「……ごめん、亜美。怒らないで?」
……。
はぁ。
ほんと、みんなはいい人すぎるよ。
守ってやってる女に説教されてんのに、逆ギレするどころか、反省しちゃうんだもん。
あからさまに落ち込む留衣や智や秋都、あんま表情に変わりはないけど、わずかに眉を下げている悠基を見て、そう思う。
そして。
そんなみんなだからこそ、私も守りたい。

