龍の女神となるべき姫【上】



……まったく。




『忘れたの?』




私は、心を込めて言ったのに。




「忘れたって……」




えっ、4人とも本当に忘れてるの?



何気ショックなんですけど。




『言ったでしょ?』




もう1度聞いたら思い出してくれるかな?




『私が銀姫だと、認めてもらえた日』



「……」



『私は守られるだけの姫になんてなりたくない。
だから私も全力でみんなを守るからね!!って』



「あ……」




忘れてる人は1人もいないみたい。



まぁ、それなら許してあげようかな。