龍の女神となるべき姫【上】



それでもみんなを気遣う余裕もない私は、気まずい沈黙の中、口を閉ざした。




「……亜美ちゃん?」




こういう時に場を和ませようとするのはやっぱり智で、八つ当たりしてても仕方がないと思い、口を開いた。




『それでどうしたの?
ちゃんと話、聞くよ?』




どうにか普段通りの声を出すと、みんなの表情も少し緩んだ。




「実は、ですね……」



「俺が言う」




言いにくそうに話す智にかぶせるように、悠基が口を開いた。




まっすぐに向けてくる視線を、私もしっかり受けとめる。