龍の女神となるべき姫【上】



「早速ですが、亜美ちゃんに言わなければならないことがあるんです」


と、申し訳なさそうな顔をした智。




「ほんまは亜美に心配かけたくないし、言うつもりなかったんやけど。
そうも言ってられへん状況になってきたからなぁ」


と、悔しそうな秋都。




「亜美は俺らが絶対守る。
でも、本人が知ってるのと知らないのとではずいぶん状況が違う。
だから、お前にも知っていてほしい」


と、眉間にしわを寄せた悠基。



「完璧に守ってあげられなくてごめんね」


と、悲しそうな顔をした留衣。




私はみんなの言葉を聞いた後、必死に声をしぼり出した。



『……何…言ってんの?』




いつもより低い私の声に、みんなが戸惑っているのがわかる。