「亜美。 拓也君はこんなこと言ってるけど、本当は、亜美にも普通の生活を経験してほしいのよ」 『はぁ』 「あなたももう、高校2年生。 不自由なことも増えてくるでしょう。 今のうちに青春を楽しむのもいいことよ」 『はぁ』 うわぁ、拓也君、お母様を落としちゃったよ。 これじゃお父様も落ちたも同然だ。