龍の女神となるべき姫【上】



「お前もわかってっだろ?
俺は常に楽しみを求める、若い精神を持つわけ。
よい子ばかりの今の学園は、俺には刺激が足りねぇの」



『ひとこと、いい?』



「ん?」



『あんたはそれでも成瀬グループの一員か!?』




思いきり呆れと軽蔑の視線を向けたけど。



「あったりめーよ。
それより、社長令嬢がそんな言葉を使うもんじゃないよ?」



こいつには、効かない。