「“叔父さん”って呼ぶのやめろって。
俺はまだ独身なんだからな」
『さっさと結婚しないからでしょ』
「なっ!!
お前、先代に向かってなんてことを……」
『ハイハイゴメンネ』
「棒読みじゃねーか」
私は、弱み?みたいなものを、叔父さんに握られてるんだ。
それは、叔父さんが“先代”ってこと。
私が総長をしてた、“蝶凛”っていう全国No.1の族のね。
叔父さんは2代目総長なんだ。
私は2ヶ月ほど前に抜けちゃったけど、7代目だったの。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…