龍の女神となるべき姫【上】



『だからこそ天姫は、強くなって希望で輝いてる、みんなの姿を見たかったんじゃない?』




私はあのとき、実は相当むかついてた。



人間は弱いから、闇に囚われてしまう。


それは仕方がない。



でも、周りの人を巻き込んじゃいけないんだ。




3代目は、留衣たちから希望を奪った。



そして絶望を与えた。



その代償は大きい。





4人の瞳に宿る希望は、本当に微かなものだった。



それなのに、なぜかとても惹きつけられたの。



だから、光を取り戻した4人にもう1度会ってみたかった。




あの頃にはもう、私は闇に包まれていたから。




「……」