幸せという病気




秋





約束したのに・・・

お母さんのバカ・・・




「どうして来てくれなかったの?」

「ごめんね・・・お父さんの仕事で・・・」

「もういいよ!やっぱり僕の事嫌いなんだ!」

「武・・・」

「約束したのに!」






「お兄ちゃん・・・」



「・・・なんだよ」



「お花だよ・・・?」



「・・・」



「あげるっ」



「・・・また採ってきたのか?」



「うんっ!」














「・・・ありがと」










「お兄ちゃん遊ぼぉ!」


「・・・じゃあかくれんぼなっ」


「キャーッ!!」


「お兄ちゃんが鬼やるから、遥は隠れて?」


「うんっ!」




冬




「お母さぁん」

「どうしたのぉ?遥」

「遥も手伝う」

「あら。ありがとぉ。じゃあねぇ、洗ったお皿を片付けてくれる?お母さん、ちょっと買い物してくるから」

「はぁい」





「あれ?遥ぁ、お母さんは?」

「買い物行ったよ?お兄ちゃんも手伝ってぇ」

「やだよぉ。めんどくさいし」



《あっ》



「あー。遥が皿割ったぁ」

「・・・痛ぃ」

「・・・怪我したのか?」

「・・・痛いよぉ・・・」

「割れた皿に触っちゃダメだぞ?ちょっと待ってな!」