その後、わたしと竜は ケータイ番号などを交換し、 頻繁に会うようになっていた。 今日はその日。 わたしの家まで竜が車で 迎えに来てくれた。 「おはよ、椿」 「おはよう!!」 わたしが助手席に乗り込むと 車が発進する。 「今日はどこへ行くの??」 「内緒ー♪」 「ふうーん??」