もしかしたらもう 会えないのかもしれないから…。 そうだったら1番 笑顔なわたしを覚えていて欲しいから…。 玄関をでて、家に向かって歩く。 「竜君、ちょっと公園寄っていい??」 「うん??いいよー??」 わたしたちは公園に行き、 ベンチに座った。 「あのね、竜君。わたし、この世界の人じゃないの」 「え…??どういうこと??」 わたしは本当のことを 竜君に話すことにした。 理解してもらえるかどうかは 分からないけど。