「あ…いろいろとお世話になってすいません…そろそろ帰ります」 「そう??ねえ、あなたの名前聞いてもいい??」 「…椿です」 わたしがそう答えると お母さんはすごく驚いていた。 「へぇー。君も椿って言うの??また遊びに来いな!!」 そんなお母さんの横から 小さなわたしを抱いたパパが言った。 "また"…か。 来れるといいな…。 「ありがとうございます」 わたしは今出来る1番の笑顔を作った。