「どうしたの、健也??あ…こないだの!!」 「知り合い??」 「ちょっとね。そっちの子は??」 「あ…えっと、弟みたいなものです」 あたしはなぜか緊張して うまく話せなかった。 これはパパの前だから…?? 「2人とも、ちょっと寄っていかない??ケーキがあるの」 「ほんとうっ!?つばきちゃん、いい??」 「う…うん」 「椿…??君も椿っていうのかい??」 パパが珍しそうにわたしを見る。 あ…!! どうしよう!! 隠してたのに…!!