次の日。 その日はわたしがこの世界に来てから 5日目だった。 わたしは竜君と一緒に散歩していた。 公園に行って遊んだりした帰り道、 あのお母さんの家の前を通った。 家の前に車が停まっている。 …誰?? 男の人。 背がスラッと高い。 お母さんと仲がよさそうに話している。 そんな2人の会話がかすかに 聞こえてきた。 「あははっ、健也ったら!!」 「はははははっ」