「と…竜君っ!?」 竜君とわたしの声が聞こえたのか リビングらしき部屋から 綺麗な女の人が出てきた。 お姉さん…かな?? 「あら…??どなた…??」 「あの、わたしは…!!」 わたしは…何?? なんて説明すればいいのよーっ!! 「ママ、このおねえちゃんねー、おうちないんだってー!!」 わたしが返事に困っていると 竜君が女の人に向かって言った。