「おねえさん、だいじょーぶ??」 不意にすぐ近くで 声がした。 その方向を向くと 幼い男の子が立っていた。 「だいじょーぶ??」 心配そうに わたしの顔をじっと見る。 「あ、大丈夫だよ!!ありがとう」 「そっか♪よかったあー」 その男の子はホッとしたように 笑った。