「つーか、傘入れてくんね!?俺持ってなくて〜」 「ふざけんな。濡れて帰れ」 なにが悲しくてお前なんかと その……あいあいがさっつーか… しなきゃなんねぇんだよ!! 「ちッ!まぁいいもんね、折りたたみ持っとるし!!」 「んだよ」 傘を広げながら、横目で康平を見る。 「よっしゃ。やっぱ正弘は持っとると思ったんだよな!ナイス」 「正弘?」 「おう!高槻正弘!」 ああ、みつきが惚れてる良い人か。 つか勝手に借りてんのかよ!! 自分のかと思ったよ!! 「お前サイテー」 「何で!?」